森永乳業株式会社|2019年卒理系の通過したES(エントリーシート)
研究テーマ、あるいは得意な科目について(200字以内)
ミクロサイズの液体を自動的に操作し、検査するデジタルマイクロバイオチップの問題点や課題を解決する手法の研究を行う予定です。このチップは、主に病原体や毒素の検出に役立つため、病理学分野において今後の社会に大きく貢献する研究です。動作が複雑であるため、多様な要因を同時に分析する必要があり、難易度の高い研究ですが、この研究を行うことで「多角的な視野」を身に付けることができると私は考えています。
あなたが当社を志望する理由を教えてください。(200文字以内)
<世界中の人々の当たり前の幸福を最大限実現>したいと考えています。
私は、今までの人生を何一つ不自由なく生きてきました。しかし、この「当たり前」は見えない部分で多くの支えがあるからこそ成り立っているものだと思います。
私は、学生時代に培ってきた「冷静に問題を分析する力」を活かし、貴社の営業やマーケティングに携わり、貴社の製品を世界中の多くの人に届けることで未来の「当たり前」を作っていきたいです。(197字)
あなたが学生時代に最も力を注いだことは何ですか?また、その経験の中で一番苦労したことと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。(800文字以内)
「約6ヶ月間の長期インターンシップで、5人のチームで大手清酒メーカーが抱える問題に対して解決案を提案したこと」です。
私は、今までの人生で社会が抱える課題に取り組むといった経験がなかったので、社会に出る前にそのような経験をして、自分に足りないものが何かを把握したいと考え、このプロジェクトに参加しました。
チーム内に課題解決の経験をした人もおらず、多くのことに悪戦苦闘しながら議論を進めました。そのような状況で、足りない知識をその都度習得しながら、リーダーを先頭に何とか議論を順調に進めていました。しかし、議論が進む中で、突然チーム内で意見が合わなくなり、遂には議論が進まなくなってしまいました。今まで順調に議論が進行していたため、なぜこのような状態になってしまったのか誰もわからず、リーダーでさえ頭を抱える状態が1週間ほど続きました。
そこで私は、なぜ意見が合わないのかを明確に把握するために、順番に一人ずつ「過去にどのように考えていたか」、「今自分が考えていること」、「これからどうしていきたいか」を話す時間を設けることを提案しました。過去、現在、未来のどこに問題があるかを把握することで、何が原因かわかるだろうと考えたからです。
その結果、全員の考える「最終的にどうしたいか」が統一できていないことが原因であるとわかりました。これを統一すると、今まで以上に議論が順調に進みました。週に5回議論の時間を設けるなどの努力も功を奏し、最終的に企業様の評価項目7項目のうち、6項目で最高評価の提案をすることができました。
私はリーダーのような役職ではありませんでしたが、最大限チームに貢献することができたと考えています。私はこの経験を通じて、役職ではないからこそ常に強い当事者意識を持ち、冷静に問題を分析し、それに対してどのように対処すべきかを考えることが非常に重要であると感じました。
ESを記入する際に心がけた点をご回答ください。(50文字以上)
それぞれの質問に対して、どのような回答が求められているのかを常に考えながら記入しました。特に、800字以内で設定されている設問は文字数が多いので冗長にならずしっかりと伝えたいことが伝わる構成にするよう心掛けました。